サブカル系アイドルとYouTuberには、なぜ奇抜な髪色の人が多いのか?

サブカル系アイドルとYouTuberには、奇抜な髪色な人が多い。それがずっと謎だった。「人前に立つ商売だからインパクトが大事!」っていうのはわかる。でも、それだったらアイドルやYouTuberに限らず、クリエイターや芸能業界全般に変な髪色の人がもっとたくさんいるはずだ。なのに、全然そんなことはない。ミュージシャン(※)や画家・デザイナー、テレビタレントだって、まあたまに変な髪色の人はいるっちゃいるけど、母数から見ればかなり少ないし、それほど目立ってるとも思えない。なんでサブカル系アイドルとYouTuberに限って、奇抜な髪色の人が多いんだろう。

 

※「V系も奇抜な髪色多くね?」って思う人もいるかと思いますが、それについては後ほど言及します。

 

1:ビジュアルで差別化するのが手っ取り早い

YouTuberに関しては、「マニパニ使ってみた」みたいな感じで動画制作のために変な髪色にする人もいるから、ネタ半分でやってるのかな〜とも思う。でも、動画撮影後も黒染めせずにそのままの髪色にしている人も多いし、そもそもそういう動画撮らずに奇抜な髪色にしてる人もいるよね。

 

逆に、アイドルはサブカル色が強ければ強いほど「ゆめかわ」方面のカルチャーとかが髪色に影響してるとも思う。ゆるめるモ!のようなぴちゃんとか正にそれですよね。つまり、「もともと奇抜な髪色とかそういうファッションが好きだった人が同じ界隈に集まった」説を唱えることも可能。ただ、もちろん一定数はそういう人もいるだろうけど、全員がそうではないと思う。だって、もともと黒髪清純派だった子が突然イメチェンでドギツい髪色になったりってのもよくあるから。

 

「サブカル系アイドルとYouTuber」ってひとくくりにしても、それぞれ背景に多少の違いはあるだろうって前置きはこれくらいにしておいて…、

 

本題に入ります。

 

例えば、ミュージシャンや画家だったら、極論「技術力や作品さえ良ければ人間性は問われない」って世界じゃないですか(最近はそうでもないけどね…)。でも、アイドルはほとんどが楽曲提供なわけで、パフォーマンスもシンガーやダンサーには劣る子が多いわけで、そうなると推しを作るためにはキャラクターやビジュアルを第一に売ってく必要があるわけで。同じように、YouTuberももちろん企画力やトークセンスがすごい人はいるけど、やっぱり芸術家や職人技レベルの一芸を持っているかといわれると、そうじゃない。ほとんどがタレント性で食ってるイメージです。

 

さらに、テレビに出ているようなタレントも、もともと何か別の肩書きを持ってる人がほとんどですよね。女優俳優出身だったりモデルやお笑い芸人出身だったり専門家だったり…。何かしらの一芸があった上で面白い部分があったからタレントとしても活躍できているのであって、最初からタレント性のみを押してたわけじゃない。そこが、テレビタレントとYouTuberの大きな違いでもあるのかな。めっちゃざっくりだけどね。

 

作者を離れて作品自体が評価されるような芸術性だったり、食っていくに困らない一芸やスキルだったりというのを、ほとんどのアイドルやYouTuberは持っていない。だから、その分キャラクターやビジュアルで自分をアピールする必要があるし、他の競合との差別化だってしなきゃいけない。となると、「髪色を奇抜にする」というのは、彼らにとってかなりインスタントな行為なんじゃないか。整形したりトークスキル上げるよりも、髪色変える方が圧倒的に楽だよね。

 

他のアーティストや芸能人は、わざわざ髪色を派手にしなくても、スキルだったりで十分にほかと差別化ができている。だから、派手な髪色の人が少ないんじゃないでしょうか。

 

2:界隈での同調効果

アイドルにしろYouTuberにしろ、奇抜な髪色のパイオニア的存在は、多分上記の理由がある程度の動機になってただろうな〜と思う。でも、一度そういう人が現れてからは、流行…というより、同調効果が大きかったんじゃないかな。

 

近しい友達が奇抜な髪色にしたのを見て、「なんかいいな、自分もやろう」って憧れ半分で影響される人もいるだろうし、これまで願望は持っていた人が「みんなやってるから自分もやって平気かな」って感じで心理的なハードルが下がって行動に移したりってのもあるだろう。

 

でんぱ組.incの最上もがちゃんの登場以降、金髪ショートアイドルがめちゃくちゃ増えたのは、まあもちろん「もがちゃんに続け!」って二番煎じ的な部分もあっただろうけど、「あ、アイドルって黒髪ストレートじゃなくて金髪ショートでもオッケーなんだ!なら自分もやったろ〜!」的な、多様性に対する安心感みたいなものも生じたと思うんです。そういう意味でも、やっぱりもがちゃんはすごい存在だったな〜…。

 

ほかにも、解散前のBiSにしても、金髪コショージちゃんが加入して以降、当初黒髪だったういぽんが髪色で遊ぶようになり、そこから初期メンののんちゃんも染髪するようになったり。 BILLIE IDOLのモモセモモちゃんも、最初は黒髪だったけど今は金髪だったりと。

 

そこはまあ、個人の好みとかより、大人の事情だったりイメージ戦略だったりって側面が強いんだろう。が、そうはいっても、「今時のアイドルは髪色で目立ってナンボだし、他グループにも奇抜な髪色の子はいるからやってまえ!」っていう、界隈全体に生じてる同調効果も少なからずあるだろうと推測します。

 

余談:V系とアイドル&YouTuberの違い

髪色の奇抜さでいえば、V系アーティストもなかなかのもの。とはいえ、今のアイドル&YouTuberが2000年代以降、なんならここ数年で培われた文化なのに対して、V系は歴史が長い。V系も最初はちょっとしたブームから始まったのかもしれないけど、それを経て今はどこか伝統・様式化されている部分が大きいと思う。「V系はこういうもの、こうあるべき」みたいなイメージが、界隈以外の人間にもある程度浸透しているというか。それは、V系がサブカルの系譜にありながらも、一度は天下を取ったからだと思うんですよね。HIDEとか、下手したら音楽にまったく興味ない人でも知ってるくらいだろうし。

 

それと比較すると、アイドル&YouTuberはまだまだ文化として未成熟なのかな〜と思う。ももクロやヒカキンは誰でも知ってるかもしれないけど、彼らは界隈の中で見れば割とメジャー路線というか(変なことやってても髪色も普通だしインタビューとかもめっちゃ真面目だし)、HIDEみたいな明らかな社会的異質感とかはないじゃないですか?

 

アイドル&YouTuber自身、まだまだ表現を模索しながら活動してる感があるし、それが不安定な髪色にも現れてるのかな、と思う。黒髪清純派だった子がいきなり派手な髪色にするのも、アイデンティティがまだ確立してないのかな〜感ある。これがV系目指してる人だったら、グループに加入してから髪色を変えるっていうよりも、「バンド始める前に見た目から入りました!」みたいなパターンが多いんじゃないかな。そのあたり、V系の人たちはかなりはっきりしてそう。知らんけど。

 

だから、V系と今のアイドル&YouTuberは、髪色は似ていても同列で語れないな、と思います。

 

個人的にはこれで納得

実際にアイドルやYouTuberに話を聞いたわけじゃないので、これで当たってるかどうかはわかんないけど、仮に本人たちが自覚してなくても少なからずこういう部分はあるんじゃないかな〜と思ってる。まあ、どうだろうね。ブログだと裏とってなくても適当なこと書けるからいいね、めっちゃ楽しい。

 

今度派手髪のアイドルやYouTuberに会う機会があったら、直接理由を聞いてみたい。

ショタコン各位 少年合唱団はいいぞ、金髪ショタもいるぞ

どうも、27歳ショタコンです。小学6年生のときには、自分よりも背が低くてクリクリお目めのかわいらしい小3男子にガチ恋してたので、たぶん目覚めが相当早かったんだと思います。家族と海外映画やドラマを見ていても、いつも「この金髪少年、かわいい…!」ってひたすらショタばかり追いかけて悶絶してたから、うちの親も「こいつ、性癖ヤバそう…」的なことは薄々感じていたそうです。

 

ショタコンテンツはロリコンテンツより圧倒的に少ない

ショタコンからすると、ロリコンまじでうらやましい。なぜなら、ロリコン勢には多種多様な三次元コンテンツが用意されているから。特にアイドルはめっちゃ充実してる。それと比べて、ショタコン向けのコンテンツって意外と少ないんですよね。掘ればいろいろ出てくるだろうけど、有名どころだとアイドルもジャニーズJr.くらいだし、あとは子役か二次元に走るかくらいしか選択肢がない。でも、さすがに子役を追っかけたりするといろいろマズいってこともあってか、個人的な体感としては、二次元に走るショタコンさんが多い印象。

 

ちなみに、誤解されたくないので一応断っておくと、わたしはショタを性的に見たことは一度もありません。「あんなかわいい弟、もしくは子どもがほしいなあ…」って感じで、ひたすら母性が爆発する感じです。その母性爆発レベルが、普通の人と比べてちょっと異常値叩き出しちゃったなってだけです。だから、児童ポルノとか二次元おねショタとか、そういうのは逆に苦手。てか、おねショタ好きのショタコンっているのかな?あれって結局は男性向けのエロコンテンツで、好んで消費してるのも男性がほとんどな気がするけど…まあ、話がそれるから今回はあんま言及しないけど。

 

てわけで、インターネットでショタコンテンツを求めると、どうしてもそういうエロ系ばっかりヒットして心苦しい。わたしは純粋にショタを愛でたいだけなのに…。でも、ジャニーズJr.はなんか違うしなあ…。

 

そこで!!少年合唱団ですよ!!!!

わたしがはじめて知った少年合唱団は、たしかリガ大聖堂少年合唱団だったと思います。学生時代、伝統音楽にめちゃくちゃハマってて、お金もないからとりあえず図書館に置いてある海外の民族・宗教音楽っぽいCDを片っ端から借りてました。当時のiTunesデータがぶっ飛んじゃったからどのアルバムだったかは忘れたけど、はじめて彼らの歌声を聴いて、「天使だ…これぞ天使の歌声だ…」と打ち震えたのを覚えてる。

 

てか、↑の動画サムネ右下の金髪ロン毛ショタはちゃめちゃにかわいくないですか…?

 

一応補足しておくと、少年合唱団は基本的に声変わり前の男児のみで構成されています(最高かよ〜〜〜)。彼らの透き通ったソプラノにはまじで感動するし、とはいえその美しい歌声もあと何年保つのだろうか…なんて、儚さも感じられてめちゃくちゃ乙なものです。

 

※さらに補足すると、聖堂の合唱団は賛美歌が多いよ。クリスマスソング集めたアルバムは冬場のBGMにぴったりだしテンションも上がるし普通に超オススメ。

 

それから、有名なのはやっぱりウィーン少年合唱団ですかね。彼らは守備範囲がかなり広くて、クラシックから日本の音楽まで網羅してる。来日公演も多いし、NHKで海外公演の放送とかやることも。恥ずかしながら、こんだけ推しといてわたしは一度も公演に直接足を運んだことはないのですが、テレビ放送でカメラワークに文句つけながらお気に入りのショタを探すのも楽しいです。「あっ、カメラさんもっとこの金髪ショタ映してよ!も〜!」みたいな感じで。

 

↑の動画見てはじめて知ったんだけど、ウィーン少年合唱団は今年春にUNESCO無形文化遺産に登録されてたそうです。すげー!

 

少年合唱団はいいぞ  

日本の場合、女児アイドルと違って男児アイドルは数が少ないゆえ、音楽性の幅もかなり狭い。だから、ショタを愛でつつ多様な音楽にも触れたいと思っているミュージックラバーなショタコンは、ぜひ少年合唱団をあたってみてください。ウィーンとか、実力も世界レベルだし本当にまじで感動するよ。海外合唱団だと金髪ショタもいて、ショタダイバーシティ的にも最高だよ。

ゴールデン街に馴染めなかったサブカル女子のお話

10代の頃から絵に描いたようなサブカル女子だった(ただし見た目はギャル)わたしは、ゴールデン街に強い憧れを抱いていた。憧れのミュージシャンや作家たちが集うゴールデン街は、さぞかし素晴らしい場所なんだろう…。ユニークな人たちとの出会いがたくさんあって、クリエイティビティがビシバシ刺激されるんだろう…。そう夢に描いてた。

 

ゴールデン街で合計3軒のお店に行ったものの、どこにも馴染めなかった

1軒目は、音楽関係の大人に連れられて音楽系のお店へ。そこは割と常連や通向けな雰囲気で、まだ学生だったわたしはとにかく緊張しまくりだった。いわゆる業界人トークが繰り広げられていて、「あぁ、これが大人の世界…わたしにはまだ早そうだな…」と感じたのを覚えている。

 

2軒目は、常連の知人に連れられてコンセプトはそんなにない感じの普通のお店へ。この頃には、「そろそろゴールデン街を開拓しても十分な年齢だ!」って思ってたし、割と前のめりな感じだった。ここは1軒目と比べてアットホームなバーだったけど、お店全体を流れる“じめっとした空気”は、あまり心地いいものだとは思えなかった。その後店主に「うちで週1でバイトする?」って言われたけど、「いや…いいっす…」って断った。

 

そして3軒目は、仕事関係で文学系のお店へ。ここには仲のいい友だちと一緒に行って、店主も顔見知りだったこともあって、ほかの店よりは格段にリラックスして楽しめた。でも、正直なところ、同行した友だちと普通の居酒屋でサシ飲みした方が圧倒的に楽しいなと思った。わざわざゴールデン街に来なくてもいいかなって思ったのが本音だった。

 

3つのお店を訪れて、ようやく気付いた。

 

「あ、わたし、ゴールデン街向いてないかも」。

カルチャーへのリスペクトと、自分がそこに身を置くことは全然ちがう

典型的なサブカル女子だったわたしが、なぜサブカルの聖地ともいえるゴールデン街に馴染めなかったか。それは、「そもそも、見ず知らずの他人と盃を交わす酒場文化があまり得意ではなかった」っていうのが何より大きいと思う。気心知れた友人と普通の居酒屋で飲むか、ひとりで家飲みした方が、よっぽどリラックスできる。身内大好きぼっち大好きだから、見ず知らずの他人が近い距離にいると、どうしても身構えてしまう。しかも、ああいう毛色のお店だと、隣に座ってる人と有無を言わさず会話しなきゃいけない(う〜んって思っても逃げたり席替えとかできない)じゃないですか。いや〜キツい。ゴールデン街というか、おそらくバーそのものに向いてないタイプの人間ですね。

 

結局わたしが好きだったのは、あくまでも「ゴールデン街から派生した文化」なのであって、「ゴールデン街そのもの」ではないんだなっていうのを痛感した。誰かの経験を通して脚色されたゴールデン街のイメージに憧れていただけで、フィルターを通す前のリアルなゴールデン街は受け入れられなかった。“じめっとした空気”をまとう芸術作品は大好きだけど、自分がその“じめっとした空気”の中に放り込まれるのは苦痛でしかなかった。「にわか」って言われても仕方ないと思う。

 

これはもう、向き不向きや個人の趣向の問題だから、もちろんゴールデン街が好きな人を否定するつもりはさらさらない。でも、なんだか現実を突きつけられたような気がした。わたしは、ゴールデン街に馴染めなかった。

とはいえ、3軒だけしか行ったことないけどね

ゴールデン街には何十軒とお店があるので、通の方からは「たった3軒だけ行っただけで語るな」とお叱りを受けそうな気もする。中には、わたしにとってすごく居心地のいいお店だってあるかもしれない。でも、個人的には3度目の正直。よほどのことがない限りは、積極的に足を運ぶ必要はないだろうと思ってる。

 

きっとわたし以外にも、ゴールデン街に強い憧れを抱いていたのに、いざ訪れたら自分の居場所を見つけられなかったっていうサブカル民はたくさんいるだろう。なんかね、ドンマイすぎるよね。でも、そういうこともある。みなさん、無理のない範囲で各自サブカルライフをエンジョイしようね。

子どもには、バレエよりフラメンコを習わせた方が断然夢がある

幼い頃から、まわりの女の子たちはどうしてみんな揃いも揃ってバレエを習っているのか疑問だった。今は当時(20年以上前)と比べて不況ということもあって、子どもの習いごとにお金を積める家庭が減って、バレエ女子人口も減ってるかもしれない。でも、平成初頭頃には、猫も杓子もバレエ通いって感じだった。

 

みんながやってるバレエより、大穴のフラメンコ

「みんながやってるバレエを習うのは、なんかダサい」。憎たらしいクソガキだったわたしは幼ながらにそう思い、周囲にあまりやっている子どもの少なかったジャズダンスかフラメンコを習いたいと親に訴えた。結果、衣装が派手でかわいいフラメンコに軍配が上がり、小学校に上がると同時にフラメンコ教室に通い始めることに。

 

2000年代にフラメンコブームがあって、今でこそフラメンコ教室やら大学のフラメンコサークルやらがメジャーになったものの、わたしが通っていた90年代はまじでフラメンコ人口が少なかった。フラメンコを習っている子どもはその中でもさらに少なくて、そこそこ大手だったうちの教室(東京にある某舞踊団)には、小学生の生徒はわたしを入れて2人だけ。日本全国で見ても、小学生は多分数えるほどしかいなかったと思う。それもあって、舞踊団の大人たちからはすごくかわいがってもらってた。

 

お世辞にも、わたしはそこまでフラメンコの実力があったわけじゃない。それでも、ただ「フラメンコをやる小学生は珍しい」という理由だけで、新聞に取材されたこともある。バレエを習っていたとしたら、よっぽどの英才教育を受けた天才少女とかじゃない限り、メディアに注目されることはなかったと思う。

 

大人になってからの進路というか、仮に踊りでプロになることを考えた場合にも、フラメンコの方がバレエよりもハードルが低かったんじゃないかな。結局わたしは中学に上がる前にフラメンコはやめてしまったものの、仮にずっと長く続けていたら、プロのダンサーになる…というか、フラメンコ教室を開いてそこそこ食ってくことはそれほど難しくなかったと思う(詳しいことは知らんけど)。バレエよりも人口が少ない分、需要も少なかったものの、ちょうどその何年か後にフラメンコブームがきたわけで、当時のフラメンコ業界はまじでかなり大穴だったんじゃないかな。

 

英語とピアノより、キルギス語と二胡の方がキャリアにしやすい

「バレエよりフラメンコ習った方が将来なんとかなりやすい」っていうのと似たような話で、「日本社会で英語とピアノで食ってこうと思うと、倍率が高い分かなりのクオリティやその他の技能も求められる。でも、キルギス語と二胡だったら、圧倒的にキャリアになりやすい」みたいなことを、誰だったか偉い人が言っていたのを覚えてる。大学の講義で聞いたのか本で読んだのかは忘れたけど…。

 

二胡ではないけど、珍しい楽器奏者だったらタブラのU-zhaan(ユザーン)さんとか、最近SNSでバズったハンドパンの峯モトタカオさんとか。もちろん彼らは実力やマーケティング的な才覚もあったんだろうけど、やっぱり楽器自体の“物珍しさ” や “話題性” もかなり大きかったと思う。峯モトタカオさんのクオリティと同程度の路上演奏をギターでやったとしても、SNSであれほどバズりはしないっしょ、きっと。

 

リスクがない子どものうちは、とりあえず変なことやらせとけ

とはいえ、ニッチ産業がどれほどのビジネスになるかはギャンブルめいた部分も大きい。需要が少ないことも考慮すると、「ニッチだから」といってむやみやたらとビジネス目的で参入して成功するかはなんともいえない。

 

でも、子どもの習いごとレベルだったら、「将来ワンチャンあるかも」くらいのノリで珍しいものを習わせるのも十分ありだと思う。なんていうか、みんな「習いごとはバレエに水泳に〜」って、右にならえすぎる印象。もうちょい変なものやらせてみたら、意外な才能が発見されるかもしれないしおもしろい感じになりそう。

セッター吸ってる女、だいたい地雷

※あくまでもわたしの数少ない経験上のお話なので、「自分はそうじゃない」と思う人はそう思っていてください。

 

「セッター女子には地雷が多い」って言うと、煙草吸う人の半分ぐらいは「なんかわかる」って同意してくれる。そもそもセッター吸ってる女の子って母数が少ないし、これまでそんなにたくさん出会ってきたわけでもないんだけど、それでもま〜〜〜キャラの強い人が多かった。「地雷」って言ってもいろいろあるけど、この場合は「キャラが濃くてめんどくさい(から個人的に苦手)」くらいのニュアンスです。メンヘラ率も高かった気がするけど。

 

喫煙女性は喫煙男性より圧倒的にイメージが悪い

わたしも過去に煙草(セッターではない)を吸っていたことがあるのですが、とにかく肩身がせまかった。それは世間が嫌煙ムードだからってよりも、わたしが“女だから”。「女の子は煙草吸わない方がいいよ」って言われたり、一時期アメスピ吸ってた時は、悪意とかはないにしろ「女の子なのに渋いの吸ってるね〜」って言われることも多かった。

 

過去の喫煙経験が妊娠に悪影響をおよぼす可能性もあるのかもしれないから(よく知らない)、「“女だから”煙草を吸わない方がいい」っていうのはもしかしたら医学的に正しいのかもしれない。でも、そうじゃなくて単なるイメージの問題というか、「女らしくないから」っていうニュアンスを背後に感じることがほとんどだった。

 

喫煙自体にそもそも悪いイメージを持ってる人が多いとは思うけど、売ってる煙草の銘柄にもいろんなイメージがある。たとえば、DUOとかピアニッシモとかはパッケージからして女性向けだし、ニコチンタール値も低めだから、煙草の中では上品でかわいいポジション。逆に、男がこういう煙草を吸ってるとバカにされる。

 

あと、男性喫煙者の中では「ニコチンタール値の高い煙草を吸うのがかっこいい」みたいな風潮がある。でも、女は1mgの煙草とか吸ってた方がかわいいってことになってるし、実際わたしもアメスピ吸ってた時は「もっと弱いやつにしたら?」って言われることも多かった。タール8mgのアメスピでも言われるんだから、14mgのセッター吸ってたら、きっともっともっと言われていたに違いない。

 

で、なぜセッター女子は地雷率が高いのか

 純粋に味が好きとか男の影響でとか、銘柄を決める理由はいろいろあると思う。でも、まわりから「その銘柄はやめた方がいいんじゃない?」みたいなことを言われるのはやっぱりストレスだし、どれだけ自分が好きで吸ってても「別のに変えようかな」ってちょびっとだけ思ったりもする。「煙草吸う女」ってだけでもイメージ悪いんだから、せめて銘柄はちょっとでもイメージのいいものにしようかな、とか。まわりの意見に多少は流されてしまう。それが、ある意味普通だと思うんです。

 

でも、セッター女子はそういう外野の声に惑わされず、頑なにセッターを吸い続ける。ポジティブに言えば「芯がある」とか「ブレない」とかなんだろうけど、裏を返せば「頑固」「融通が利かない」とも言えます。

 

そう、(わたしがこれまで出会ってきた)セッター女子はとにかく頑固!

 

ポリシーはしっかりしてるから第一印象では「かっこいいな」と思っても、深く付き合うとクセが強くてすごいめんどくさかったりします。そういった個性は一長一短だから、もちろん人によっては相性がいいってこともあると思う。でも、わたしもわたしで地雷女だから、地雷と地雷がエンカウントすると、時に大爆発を引き起こしてしまうんですよね。実際、過去にそれで3人のセッター女子とトラブルになって絶縁したことがあります。

 

男の影響で吸ってるってタイプのセッター女子だったら、もしかしたら上記の頑固タイプとはちょっと異なるかもしれないけど、どのみち「めんどくさそうだな」と思います。すみません。

 

 

そんなわけで、最近では女の子がセッターの箱を取り出した瞬間、「ヒッ」となって身構えてしまうようになりました。きっと地雷じゃないセッター女子もいるんだろうけど、過去の経験から条件反射してしまうんだ…。ごめんなさい…。

ディズニーのプリンセス、だいたいみんなビッチ

昔からずっと言い続けている。

 

ディズニーの名作シリーズに出てくるプリンセスたちはだいたいみんなビッチだ、と。

 

【ビッチ】

・シンデレラ:一晩会っただけの王子に恋してそのまま結婚

・オーロラ:寝込み中キスしてきた王子とそのまま結婚

・白雪姫:仮死状態の中キスしてきた王子とそのまま結婚

ジャスミン:15歳なのに男を色気で誘惑

 

【非ビッチ】

・アリエル:一目惚れスタートだけどちゃんと人柄も知っていってたからセーフ

・ベル:この中では一番健全

 

 

特に最初の3人、ヤバくないか?王子とはほぼ面識ゼロだぞ?

 

王子も王子でヤバい。

 

・白雪姫の王子:死体にキスするネクロフィリア

・オーロラの王子:森で一目惚れした美女の寝込みを襲う

・シンデレラの王子:舞踏会とはいえ社交の場だし王子としての務めもあるだろうに、それを放棄して一目惚れした女の尻を追いかける

 

どれもおとぎ話だし、今とは恋愛の形も違ってたのかもしれない。でも、現代社会において、こういう恋愛ストーリーを「女の子の夢」みたいに語られると、いやいやそれは違うだろと思ってしまう。ディズニー作品好きだしプリンセスもみんなかわいいと思うけど、小さい頃からどうしてもストーリーについてはモヤっとしていた。

 

 

そもそも、ディズニーに限らず、「純愛もの」は恋に落ちるまでがめちゃくちゃスピーディーなものが多い。『タイタニック』とか、ほんの数日間の話ですよ?それを「純愛」扱いするのって、どうなんでしょうか。

 

百歩譲ってありだとしても、たとえば自分の友達が「出会って3日の男性と運命の恋に落ちました!結婚します!」とか言いだしたら、多くの人が「落ち着け、よく考えろ」とたしなめるんじゃないでしょうか。

 

あと、『タイタニック』を純愛だって言ってる人ほど、芸能人のスピード婚とかに対しては「すぐ別れそう」とか言ってそうな気がする。完全に憶測だけど。

 

映画とかだと雰囲気も相まって「あ、いいな、純愛〜」ってなっちゃうのものわかるんだけど、冷静に時間経過を考えてみると案外しらけるものだと思います。

夜のサイゼには、人々の物語がある。

夜のサイゼリヤは、人種のるつぼかもしれない。
 
 
先日、夜ごはんを食べに都内のサイゼに行った日のこと(ちなみにその場所はかなり治安のいい方かと思われる)。
 
右の席には、テーブル上にズラリとたくさんのお皿を並べたおひとりさまのOL。なんだろう、「いつもお仕事おつかれさま」と肩を叩きたくなるこの感じ。
 
左の席には、ひとりでグラスワイン(悪名高きあの安ワイン)を飲みながら資格の勉強的なことをしているスーツの男性。サイゼでワイン飲みながら資格の勉強って、意識が高いのか低いのか皆目見当がつかないよ…。
 
なんていうか、この時点で濃い。『クワイエットルームにようこそ』とか『イン・ザ・プール』とかそんな感じの。そこはかとなく松尾スズキが出てきそうな感じの。
 
で、奥には、6人くらいでワイワイお酒を飲みながら楽しそうに話す若い男性ウェイグループ。あぁ、サイゼだ。これこそわたしが知っているサイゼだ。
 
この近所には大学もあるし、サイゼで酒盛りなんてどうせ大学生とかだろう、若いな。わたしも学生時代はよくサイゼ飲みして、安ワインでへべれけになって、バカやったりなんだりしたなとか思いながら、話に耳を傾けてた。というか、彼らの話し声がデカいから、聞く気がなくても自然と会話が耳に入ってきた。
 
 
ウェイ男1「ペチャクチャペチャクチャ…いやー、子どもに読む絵本がネタ切れでさ〜」
 
 
んっ…?
 
今、「子ども」って言ったか?え、聞き間違い?
 
 
ウェイ男1「うちの娘、もう白雪姫もシンデレラも飽きたって言うんだよ」
ウェイ男2「わかる、絵本選びって大変だよな…」
 
 
はっ!?!?!?
 
 
 
パパだった…学生かと思ったらまさかのパパ軍団だった…まじかよ…。
 
しかも、見るからにアホっぽい軍団なのに、真面目に子育ての話してるよ…まじかよ…。
 
その後も彼らは、「子どもに読み聞かせする際の苦労」「子どもの絵本選びについて」「自分が小さい頃好きだった絵本の思い出話」などを、大声でくっちゃべっていた。サイゼの安酒を飲みながら。
 
若いのにちゃんと家庭をもち、おそらく子育てにもそれなりに参加して、友人との飲み会も家計を圧迫しない程度のファミレス。そしてその飲み会でも子育ての苦労をシェアするなんて…。
 
なんだろう、すごいグッときた。
 
お前ら、ただのいいお父さんかよ…。
 
ごめん、見た目だけで「アホそうだなこいつら、さすがサイゼの民度」とか思っちゃってごめん…。あんたたち、わたしなんかよりよっぽど立派な人間だよ…。
 
 
泣いた。
 
全わたしが泣いた。
 
泣きながらイカスミパスタ食ったら口のまわりがホラーになった。
 
だけど、なんだかちょっぴり、あったかい気持ちになった。
 
 
 
1,000円足らずでそこそこおいしいごはんを食べられる上に、松尾スズキ的な人間たちを観察できて、パパ軍団の子育て談義にほっこりできる。
 
夜のサイゼのコスパたるや。